English-Phobia

「English-Phobia」・・・などという言葉はないと思いますが、日本人の英語恐怖感について、こんな言葉が浮かんできました。

映画はもちろん、海外ドラマの人気も高まり、ABC Newsなども普通に放映されるようになり、海外からの留学生や労働者も増えてきている日本。TOEICという英語のテストは稼ぎすぎだ!という話さえも浮上していますが、これほどの英語熱を海外から見てきて、英語力は、平均的に結構上がってきているのだろう、と思っていました。今でも思っています。が、私の住んでいる街ではそれをあまり感じることが出来ません。残念ながら、大きな都市のわりには、外国人が少ないため、英語を使う機会がないんです。

今まで通ったことのない英会話教室というものに興味があったので、いくつかの教室の無料体験レッスンというものを受けてみました。大体どこも1時間くらいのもので、カウンセリングと言われる、いわゆる教室の説明、そして実際にレッスンを受けさせてくれるところ、もしくはレベルチェックということで、時間を費やしてくれるところなど、さまざまな教室があって面白かったです。レベルチェックもいいのですが、やはり、実際に教室を探すものにとっては、短くても、実際に「レッスン」してくれると、気分がよくなりますね。どう教えてくれるのか、実際にどんなことを勉強できるのか、というのを知りたいので。

ある教室でのこと。何か質問はあるか?といわれ、なんとなくTOEICについて聞いてみました。テスト自体は知名度もかなり上がってきているし、実際に就活や会社で持っていると便利、ということも増えてきた様子。その人の話では、札幌のとある大学の平均点は、なんと380点弱だとか。この「とある大学」は、それほどレベルの高いわけではないのだけど・・・それにしても、中学と高校の6年間も英語の勉強に費やして、意外と点数が低いことに驚きました。もちろん、それは一つの例であって、今どき満点に近い点数を取る人がたくさんいるとは思うのですが。しかしながら、この状況で、小学校から英語の授業を取り入れようと、一体何が改善されるでしょうか?プラスになることって・・・何?もちろん、TOEICがすべてではないのですが、私が実際に受けたところ、このテストはわりと実際に普段使いそうな会話が盛り込まれていたりするので、TOEFLや英検などよりも、より身近な英語のテストだと思うんです。話している内容も、高校英語レベルで十分カバーされるもの・・・のはずなんですが。。。

私は、中学英語がすごく大切な位置にあると感じています。日本語のレベルもある程度あるので、理解するにもそれほど時間がかからないはずです。また、中学時代に勉強する内容は、かなり基本となるものが多く、中学英語レベルの単語力で十分に普段の会話もこなすことが可能です。でも・・・あまりに授業とテキストがつまらなさすぎる!教えてくれた恩師も、感謝はするが、発音は・・・ひどかった。(笑)ネイティブが教えればいいというものではないけれど、あまりにひどい発音でもね・・・。教科書は、ダイアログが短すぎ。もちろん、当時はそれが普通だったし、短いなりに学ぶことがあった・・・と思っていた。けれど、実際に海外に出てみて、海外で行われている第2外国語の勉強法を見ていると・・・日本とはまったく違い、唖然としました。先生はネイティブ、もしくはそれに近い能力をもつ者で、授業中はその言葉で授業が進んでいきます。テキストもものすごく分厚い!そして、授業の時間も長い。でも、一番の違いは、習った言葉を練習できる環境にあること。これが一番大きな違いかもしれません。カリフォルニアでは、一番ポピュラーなのはスペイン語でしょうか。中には中国語などもありますが、そもそもクラスを取っている大半はすでに話せる環境にいるんですよね。なので、進みも早く、すでに聞いたことのある単語やセンテンスが並びます。そんな環境に比べると、どれだけネイティブの先生を導入しても、日本で同じ効果を見出すのは厳しいかもしれない。

日本人は未だにEnglish-Phobiaのようです。仕事でまったく英語を必要としない友達も、英会話に通ってみたりする。いいことです。私も応援したいです。すでに義務教育などで、何年も勉強してきた英語なのに、まだ勉強しようとする・・・。すばらしいやる気です。私も実際にレッスンを受けてみたけれど、大学の英語の授業のように、テキストを使って、というスタイルがほとんどでした。逆にArticleを使ったDiscussionなどのクラスもあったけれど、こうなると、英語の問題だけではなく、要は自分の考え方の問題もからんでくるものですよね。で、結局、満足出来るレベルってくるんでしょうか?ここがわからないところですよね。自分も、これだけ海外に長年住んできたはずなのに、結局最後は英語力で痛い目に合いました。問題は英語ではないのに、「英語」を理由にされてしまう屈辱感は、なんともいえない気持ちでした。やはり語学の勉強は、音楽と同じで、終わりがないものなのか・・・?

少なくても、私のEnglish-Phobiaはしばらく治りそうにありません。そして、英語うんぬんよりも、一番大切な日本語の勉強をしっかりしなおしたいものです。英会話教室よりも、日本語教室を探しています。そんなところ、ないでしょうかね?

いろいろと思うところはありましたが、とりあえず無料体験レッスンは楽しかったし、どこの教室もいろいろと工夫がしてあるな、といった感じです。そして、最終的にはすべてが生徒のやる気で決まるんだ、ということも実感しました。実際に授業を受けている方も結構いて、驚きました。仕事帰りや、週末など。皆さんがんばっているんだなぁ。ぜひ応援したいです!
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by sillyr | 2009-10-21 01:45 | thoughts


Northです。2002-2009年:アメリカCA州に大人留学。2009年-2010年:台湾に語学留学。現在台湾にいますが、普段日本語と英語を使っているため、せっかく覚えた中国語が忘れ気味。夢は札幌に住むこと。


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