自分の居場所をみつけて

数週間前、何かの拍子に「そういえば・・・柳生博って今何してるんだろ?」と母親と話をしていた。彼の印象はかなりあるのだが、代表的な番組を度忘れ・・・。そして5分くらい考えたのだが、残念ながらその時は思いつかず。(今考えたら、クイズハンターのことを言いたかったのだが・・・。)

そして先日、たまたま面白いテレビはないかなと、チャンネルをコロコロ変えていたとき、急に聞き覚えのある声が・・・。それが、柳生博のインタビュー!?番組「わたしが子どもだったころ」というBSハイビジョンの番組。タイムリーだったこともあり、面白そうなので最後まで見てしまった。

彼が剣豪・柳生一族の末裔ということは知っていたが、それ以上に驚いたのが、彼は子どものときに1ヶ月ほど一人旅をしたということ。1ヶ月の八ヶ岳での出来事が、柳生氏本人のインタビューと共に再現されている。「男の子は13歳になったら一人旅に出る」という柳生家代々の家訓に従い、彼は自分で地図を見ながら行き先を決める。それが、八ヶ岳である。電車に揺られ、無人駅で野宿をしながら1ヶ月を過ごしたという。自然との闘い、ホームシック、そして、満州から引き上げてきた人に出会って聞いた戦争の話など、当時世界を知らなかった柳生少年には、とても衝撃的な経験だったそうな・・・。

そんな経験をして、柳生氏は「この八ヶ岳に自分の居場所を見つけた」と悟ったそうだ。

その後彼は、39歳という若さで八ヶ岳に移り、そこから仕事をこなしつつもライフワークとして森林作りに励んでいるという。


それにしても、13歳という若さで自分の居場所を見つけた柳生氏と、30歳を超えてもまだ居場所が見つけられない、いや、わからない私は一体・・・と思ってしまう。個人差はあるにせよ、中学時代の自分、いや、それ以降、自分の居場所なんて感じたこともなかった・・・。旅にでて、他の国の人々の生活や文化、いろんな人種を見てきて、やっと「自分ってなに?」と思うようになった。この長い道のり、そしてなかなか前に進まない道のりを、彼は13歳のときに悟ったというのだから、すごい。

現代の子供にせよ、大人にせよ、私たちには単純な人間としての疑問を考える時間さえあるのだろうか。

忙しい毎日に流されているが、ちょっとした時間を自分用に作りたい。そして、ああだこうだと自分について、また些細なことについて考える時間を作ろうと思う。
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by sillyr | 2009-11-15 14:39 | thoughts


Northです。2002-2009年:アメリカCA州に大人留学。2009年-2010年:台湾に語学留学。現在台湾にいますが、普段日本語と英語を使っているため、せっかく覚えた中国語が忘れ気味。夢は札幌に住むこと。


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